2021/08/01

女性不妊を漢方で改善する

現代の日本は女性不妊にお悩みの方が非常に多く、その背景には「晩婚化」の存在があります。晩婚化、すなわち妊娠適齢期を過ぎたカップルが妊活を行う訳ですが、加齢の影響によって赤ちゃんを授かり難い状態です。女性は年齢を重ねることで配偶子である「卵子」の質が低下し妊活が難しくなってしまうのです。

1.現代の妊活とは

晩婚化によって現代人の多くは不妊に悩まされています。その中で現代人の妊活のセオリーとなるものが「不妊治療」です。

不妊治療は受精卵を作る医療

不妊治療を行うと、妊娠できるとお考えの方が多いと思います。

妊娠とは「受精⇒着床⇒細胞分裂」の全工程を指しますが、不妊治療は、一番最初の「受精卵」を育むことに特化した医療です。

しかし、現代人の抱える不妊の問題は受精卵だけでは無く着床や細胞分裂にも大きな問題を抱えています。

その結果、不妊治療を行い体外受精などの医療処置を受けて受精卵ができても妊娠できない方が多いのです。

不妊原因の卵子の質は改善できない

受精卵は着床して子宮内で育まれなければ赤ちゃんを産むことはできません。

では、どうして適齢期を過ぎた受精卵は育たないのでしょうか?それは、加齢によって卵子にある遺伝情報が損傷しているからです。

卵子にはランクが存在します。卵子の質が高い=ランクが高い卵子の方が明らかに妊娠率は高いことが証明されています。

つまり、本来、不妊治療は受精させる事だけでは無く、卵子質を高める治療も行うべきなのです。しかし、不妊治療ではそれは行われていないことが現状です。

2.卵子の質を整えるには

卵子の質を整えることで晩婚化の妊活を成功させるには体質を改善しなければなりません。

身体の状態が良くなれば、おのずと卵子の状態も良くなり子宝に恵まれる確率が高くなります。

生理を整える

不妊にお悩みの方に多い悩みが生理に関するお悩みです。

生理不順や生理痛は身体の状態が良くない事で起こるもので、生理が乱れると排卵や卵子の状態にも影響を及ぼします。

つまり、質が良く健やかな卵子を育む場合には、お身体の生理に関する問題の解決も必要不可欠なのです。

数千年もの治験を持ちバランスの医学と呼ばれる東洋医学では、生理の問題に対する処方も体系化されており漢方でケアすることが可能です。

生理の状態にお悩みであれば、生理の問題に対する原因や解決方法を記述した下のページをご参照ください。

卵子のコンディションを高める

卵子のコンディションは加齢によって低下していくものであり、その過程の中で生理痛などの異常なども含め低下原因は様々です。

しかし、一方で妊娠適齢期の若い女性の卵子はコンディションが良いとされる理由は身体の代謝に秘密があります。

卵子は体内で作られる生殖細胞なので、卵子のコンディションは身体の新陳代謝と深く関わっています。

実際に新陳代謝を高めることで卵子のランクを上げる事は可能であり東洋医学はそれを得意としています。

卵子の質を高める為に必要なことが知りたい方は、下のページをご参照ください。