2022/03/10

春は肝がたかぶり自律神経が乱れやすい季節

季節は冬から春に向けて移り変わろうとしている期間で、春は全ての生物が活発に活動を始める季節です。寒さが和らぎ、動植物が目覚め始めるように、私たちも身体的・精神的に目覚め始めますが、不安定な状態になりやすい時期といわれています。特に、自律神経系は影響を受けやすいのです。東洋医学では、春は『肝』の気が昂りやすい季節なので、『肝』を補養することが大切と言われています。

1.春は寒暖の差が大きい季節

春は暖かい日になったり、急激に冬の様に寒い日がやってくるなど寒暖差が大きい季節です。

気温の緩急は、自律神経による身体の制御システムにもあらゆる面で負担がかかり大きなストレスを発生させます。

寒暖差が身体に与える影響

春、特に3月や4月上旬は三寒四温と言って3日寒い日が続いて4日暖かい日が続くなどと表現されます。

暖かい日から急激に寒くなる「寒の戻り」が身体に大きな負担をかけている事は言うまでもありません。

この外気による温度変化に身体を順応させるために働く器官が、交感神経と副交感神経から成る自律神経です。

寒暖差によって自律神経が疲弊することで春特有の不快症状が起こります。

自律神経のなかの交感神経が優勢に

春は1年を通して寒暖差が最も大きい季節で、気温の変化に対応するために身体は交感神経の働きが優位な緊張状態が続きやすくなります。

心身を活発にする交感神経が過剰になるために、たくさんのエネルギーが消耗され疲れやだるさを感じやすくなります。

低気圧の影響で血液中の酸素濃度が下がり、日中の眠気や身体のだるさを感じやすくなることもあります。

つまり、自律神経のなかの交感神経が優位な状態が多きくなり過ぎることが不快症状を生み出す大きな原因なのです。

2.肝が昂る(たかぶる)とはどういうことか

肝とは東洋医学の概念で、西洋医学で言う「自律神経」のような考えです。

肝が昂る(たかぶる)とは自律神経の交感神経が優勢になり過ぎて、自律神経のバランスが悪化していることを意味しています。

心地良い環境に変わる=ストレス

春は四季の始まりでもあり、何かをスタートされる方も多いことでしょう。

また、何かと気忙しくなり、その変化がストレスとなります。

ストレスは一種の刺激であり、適量のストレスは心地よい状態へと押し上げてくれるものでもありますが、それが度を過ぎると身体にとっては大きなダメージになっていたり、また弱くても長く続いて溜まってくるとイライラや不安、憂うつになり、他人に対して怒りっぽくなったりします。

古代中国に起源を持つ哲理として五行説がありますが、その五行説が示している自然と人の関わりでは春には肝が亢進しやすくなると云われています。

ストレスは肝を煽り亢進させる

「肝」は単に現代医学でいう血の貯蔵庫である肝臓をさすだけではなく、気を全身にめぐらす働きも担っています。

すなわち、自律神経の機能です。

「肝」が亢進すると、血が騒ぐようになり、のぼせやすくなります。

つまり、大古から存在する東洋医学でも西洋医学と同様に春に表れるストレスによって
肝=自律神経(交感神経優勢)が昂る、と考えています。

しかし、西洋医学では自律神経のバランスを取り戻すなどの治療方法はありません。

ですが、肝=自律神経という考えを持つ東洋医学では自律神経をコントロールする治療方法が存在します。

3.春の不快症状を治める

春の不快症状、すなわち自律神経のバランスの悪化、交感神経のたかぶりは西洋医学では治療方法がありません。

しかし、「肝」という概念を持つ東洋医学では古来から自律神経のバランスを整える治療方法が存在します。

肝のたかぶりを抑える

西洋医学では、なかなか治療が難しい春の不快症状も、東洋医学においては「肝」という概念があることで治療が可能です。

実際に春という季節の不具合を数千年にも及ぶ漢方の治験において緩和できているという事実があります。

春に起こる不快症状の改善において重要なことは「肝」のたかぶりを鎮めること=自律神経のバランスを保つことです。

肝を癒やす紫華栄(しかろん)

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自動的に生成された説明

私たちの体には、本来、生活における色々な刺激や変化に対し、生体の機能のバランスを保ち、いつも健康を維持しようとする働きがあります。

この自律神経が正常に働き、健康で在り続けようとする働きを東洋医学では自然治癒力といいます。

そして、この働きを高めて健康を保持することを滋養強壮といいます。

紫華栄はシコン(紫根)をはじめ、トウキ(当帰)・ニンジン(人参)など7種の生薬エキスをヨクイニン(ハトムギの種子)末に混合した顆粒剤で「春の不快症状:精神疲労・肉体疲労・食欲不振・倦怠感」などの改善に効果を発揮します。

さらに詳しく紫華栄について知りたい方は下の記事をご参照ください。

肝の働きを支える「サメミロン」

サメミロン300 粒

春は交感神経の働きが増え、エネルギー消費と酸素消費が大きくなり、疲労感や眠気など終始身体がエネルギー/酸素不足の状態です。

サメミロンには「活性スクワレン」が豊富に含まれており、このスクワレンが酸素の供給・活性酸素の除去を行ってくれます。

つまり、春の不快症状の原因の一つである細胞の酸素不足が改善され「ダルさ・疲労感・眠気」といった症状に対し直接ケアが可能です。

春の不快症状には、紫華栄の自然治癒力を高める=自律神経の調律と、サメミロンの不快症状への直接ケアがとてもお勧めです。

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