体外受精とは、女性側からは卵子を、男性側からは精子を採取し、培養液の中で受精した受精卵を子宮腔内に移植する治療法で、人工授精などの一般不妊治療に対し、体外受精後に肺移植を行う体外受精は、高度生殖医療と呼ばれています。体外受精には、一般体外受精と顕微授精とがあります。顕微授精は、卵子の中に直接精子を挿入し受精を促す治療法です。一般体外受精で受精しない場合、顕微授精の適応となります。子宝漢方による体質改善は、体外受精の成功率を飛躍的に高めます。
体外受精のメリット
体外受精のメリットは、目視により、受精卵が細胞分裂を繰り返して胚盤胞を形成していく過程を確認できることです。
男性側の乏精子症、精子無力症で精子の数が少なく運動率も低い場合、女性側の両卵管閉塞、ピックアップ障害がある場合では、体外受精による治療法が有効性を発揮します。卵子、精子を採取し、培養液の中で受精させて経過を確認します。複数の受精卵が得られた場合は、最も状態の良い胚（受精卵）を子宮腔内に移植し、残った胚（受精卵）は凍結保存します。
状態が良い受精卵となるためには、卵巣の状態が良く、卵胞が成熟した育ちをしていることが必要になります。卵胞が良い状態で成熟するためには、良質の血液が骨盤内に巡ることと、ホルモン分泌を調整する能力が高まっていることが重要です。五葉館の子宝漢方は、五臓六腑の調和をはかり気血水の巡りを整えることで、代謝を挙げて腎のホルモン分泌を調整する能力を高めて卵胞の成熟を促し、栄養豊富で新鮮な血液を骨盤内に満たし子宮環境を整えます。
体外受精のデメリット
体外受精の採卵を行うために排卵誘発剤や卵巣刺激の各種ホルモン剤が投与され、胚移植後には黄体ホルモンを維持するためのホルモン剤が投与されます。体外受精にとっては必要不可欠な治療ですが、身体にとっては負担が大きく、妊娠するための活力を損ないかねません。その結果、卵巣の機能が低下する、胚移植をしても着床しづらいという状況が起こります。
- 卵胞が育たなくなり採卵できなくなった
- 受精卵を肺移植しても着床しにくい
不妊治療を続けていて採卵ができなくなったというのは、もう一度、本来身体が持っている自然のリズムを取り戻しましょうという身体からの強烈なメッセージではないでしょうか。投与されるホルモン剤の作用は、それほどまでに大きな力があるのです。
体外受精は素晴らしい治療法ですが、その技術だけに頼りきることは想像以上に身体に負担がかかり、卵胞を育てる、着床に適った子宮内膜を形成するといった身体が本来持っている働きを低下させることにつながる可能性も考える必要があります。
五葉館の子宝漢方では、良質の血液を巡らすとともにホルモン分泌に関わる「腎」の代謝を高めて、ホルモン分泌を調整する能力を目覚めさせます。これらのことは、体外受精の成功率を高めるためには必要不可欠な条件です。子宝漢方で身体に活力を与えて、妊娠するための働きを整えていきましょう。
体外受精のメリットを活かすために
確実に受精卵を得られるという体外受精のメリットを活かすためには、出来る限り卵子の質を上げておくこと、そして、着床に適う内膜ができる身体にしておくことが大きなポイントになります。卵巣の機能が高まり卵胞が成熟することと、着床に適う内膜ができていくことは、どちらも妊娠が成立する一連のしくみの中のプロセスです。これは、妊娠するしくみを働かせる活力が、絶妙なタイミングのパスを渡していく中で成し得ることです。
妊娠が成立するプロセスの中で部分的に高度な医療技術を使っても、その他の多くのプロセスがスムーズに進むためには、身体が妊娠力を最大限発揮できる身体なのかどうか、がカギになります。
妊娠力を発揮できる身体 ＝ 妊娠を成立させる活力のある身体
凍結精子、凍結胚があるのなら、次の体外受精を迎えるまでに、出来る限り着床に適う子宮内膜ができるように身体を整えましょう。これから採卵するのなら、出来る限り元気な卵子が採卵できるように身体を整えます。
五葉館の子宝漢方は、五臓六腑の調和と気血水のバランスをつくり出し、妊娠するための活力を養います。出来る限りの状態の良い卵子が育つよう卵胞の成熟を促し、受精卵の着床に適った子宮環境をつくっていきます。漢方を忘れずに飲むこと、生活習慣を見直すことで身体はその状態に近づいていけるのです。詳しくはお気軽にご相談ください。
