福井県小浜市の五葉館薬局では薬剤師の私 武田葉子が人工授精・体外受精・不妊治療に備えて今ある妊娠力を高める身体作りをサポートさせていただきます。
妊娠とは受精して着床することです。不妊治療では主に受精することを目的としてサポートしていますが受精卵を着床させるには母親の身体の環境がとても重要なのです。
不妊治療だけに専念しても身体作りを疎かにすると着床育成がうまくいかないケースも珍しくなく何度も不妊治療を繰り返す人が多いのです。つまり妊活に重要な事は不妊治療と母になるための身体作りなのです。
不妊について
不妊症とは、妊娠を望み夫婦生活がありながらも一定の期間(1年)妊娠にいたらないケースを不妊症と定義されます。
一定の期間とは以前は2年でしたが、女性の晩婚化に伴い、妊娠年齢が上昇している現状があり、不妊に対する意識付けを促す目的で、平成27年8月に2年から1年へと変更されました。
日本の不妊カップルの割合
現在の日本では、カップルの約15~20%が不妊症といわれています。
7組あるいは5組に1組の割合です。
年々不妊症になる割合が増えている中で、女性側が40%、男性側が40%、両方に原因がある場合が20%と、男女ほぼ同率の割合になっていると言われています。
不妊の原因「排卵・受精・着床」について
不妊症の原因は大き分けて3つ存在します。
まず1つ目が「排卵」に関するもので、主に女性の身体に関するものです。
起こりうる問題は「卵子の数が少ない・多嚢胞性卵巣症候群・排卵阻害(高プロラクチン血症)・子宮内膜症・排卵障害(黄体化未破裂卵胞)」などがあります。
2つ目が「受精」に関するもので、受精に関する問題は男女の両方に存在します。
男性「精子の数が少ない・精子の運動率が悪い」女性「卵管移送不全・卵管の詰まり(卵管閉塞)・卵子を取り込めない(ピックアップ障害)」などの問題があります。
3つ目が「着床」に関するもので、卵子と精子が出合い受精卵となっても、子宮に上手く着床できなかったり、着床しても育たないなどの受精後の問題となります。
20代~30代に多いのが「子宮内膜症」で30代~40代に多いのが「子宮筋腫」と言われています。
これらの3つの過程「排卵・受精・着床」で起こりうる問題が不妊の原因と考えられているのです。
さらに詳しくは「不妊原因のまとめ」からご覧ください。
不妊症の検査
一般不妊治療によって妊娠が期待できるかどうか、現在の妊娠しない原因を探る判断の材料になるものとして不妊症の6大基本検査があります。
6大基本検査の種類は「基礎体温測定・精液検査・頸管粘液検査・Huhnerテスト・子宮卵管造影検査・ 経腟超音波診断」となっています。
各検査の詳細は「不妊検査一覧」からご覧ください。
男性不妊
男性不妊の90%近くが、造精機能障害といわれており、そのうちの10~20%が精索静脈瘤と診断されています。
精索静脈瘤では、血行不良が原因となって静脈瘤が形成されますが、そのために起こる精巣温度上昇、低酸素状態、代謝物の逆流により、精子をつくりだす機能に影響すると考えられています。
精索静脈瘤の場合、西洋医学的な治療(手術)により造精機能が改善するのは30~50%といわれています。
原因不明の不妊症
不妊症の検査を行って、器質的な原因を特定できない場合は機能性不妊症と言われますが、さらに、腹腔鏡検査など可能な検査をすべて行っても原因がわからない場合を原因不明不妊症と言われています。
現状では、原因不明なため「医師も匙を投げる」しかないのですが、不妊の原因はどこにあるかと言えば・・・身体なのです。
原因不明の不妊への唯一のアプローチとしては漢方やサプリメントでの体質改善が存在します。
原因不明の不妊症への対策の詳細は「漢方と不妊の改善」をご覧ください。
漢方で考える不妊の原因
漢方の視点から「不妊の状態」を考えると、まずは本来持っている生殖機能が低下していることが考えられます。
なぜデータの異常が起こるのかは、ホルモンの分泌を、バランスよくコントロールする機能が低下していることが予想できます。
「機能低下」を改善するのは漢方では得意な分野です。
不妊治療と妊活漢方
一般不妊治療とは、ホルモン剤を使って行う「タイミング指導・人工授精・体外受精」のことを言いますが、不妊治療とは、卵子と精子の出会いをサポートし受精卵とすることなのです。
しかし、一般不妊治療によって妊娠が期待できない場合も多々ありその多くの原因が「卵子の状態・子宮の状態・精子の状態」が万全でないので着床せず育たないという結果に繋がります。
つまり、不妊治療を行いながら身体の状態「卵子・子宮・精子」のコンディションも整える必要があり、治療と体質改善の両方を行う事が妊活で結果を出す最善の方法なのです。
漢方で妊活に適した体質になる
もし、今が妊娠しづらい状態にあるとしても、この先ずっとその状態から抜け出せないわけではありません。
身体には、もともと妊娠するしくみが備わっているのですから、そのしくみがスムーズに働くように、活力を与えれば良いのです。
言い換えると、活力を生み出せる身体をめざしていけば良いのです。
生活習慣を見直し、負担になっているストレスがあれば、そのストレスを回避できるように、あるいはそのストレスがあってもそれに負けないように体質改善をしていくのです。
その体質改善のスピードを、飛躍的に早めてくれるのが「 妊活漢方」です。
妊活漢方と不妊治療
「妊娠」を考えるとき、「不妊治療を受けること」と「妊活漢方を服用する」の両方をお考えの方は少なくありませんが、実際の選択肢は3つあります。
「先に不妊治療を試してから妊活漢方を服用する」「先に妊活漢方を使って体質改善をしてから不妊治療を行う」「不妊治療を受けると同時に子宝漢方も服用する」となり順番はどうあれ、不妊治療と妊活漢方による体質改善の2つを行う事が妊娠の確率を上げる上で重要なことと言えます。
排卵日予測とホルモン療法
こちらは、不妊治療のファーストステップとなり、不妊治療を始める方の誰しもが行うものです。
実際の内容としては、タイミング指導では、排卵日を明らかにし、さらに、確実な排卵を起こさせるために、排卵誘発剤等のホルモン療法が併用されるケースが多くなっています。
不妊治療と妊活が報われる妊娠力が発揮される身体とは
身体のバランスが整い、代謝・ホルモン・血流などの全ての生命活動の調和がとれている状態が、妊娠力が発揮される身体だと言えます。
通常、人間の身体は正常で健康であれば、妊娠できるように出来ているのです。ですが、妊娠できないということは、身体のどこかが不調来たしバランスが崩れているということになります。
その状態を正すのが妊活漢方とお考え下さい。漢方で、五臓六腑の働きが調和し気血水の巡りが整った身体では、本来持っている妊娠力が存分に発揮されます。
卵胞の成熟、排卵、受精、着床といった 妊娠に必要な段階が、身体のすべての助力を受けて、行われるのです。
不妊治療と漢方の詳細は「妊活漢方が不妊治療でできること」をご参照ください。
人工授精と体外受精
人工授精とは、排卵予測日に採取した精子を、子宮腔内に挿入し妊娠を促す治療法です。
漢方による体質改善は、卵子精子の質を改善してくれるので人工授精の成功率を飛躍的に高めます。
人工授精の詳細は「人工授精の仕組みと漢方の役割」をご覧ください。
体外受精とは、女性側からは卵子を、男性側からは精子を採取し、培養液の中で受精した受精卵を子宮腔内に移植する治療法です。
人工授精などの一般不妊治療に対し、体外受精後に肺移植を行う体外受精は、高度生殖医療と呼ばれています。
五葉館薬局では漢方による体質改善「精子・卵子」の質を向上させ体外受精の成功率を高めます。
体外受精の詳細は「体外受精の仕組みと漢方の役割」をご覧ください。
妊活健康法=妊活成功率の向上
自然妊娠であっても人工授精や、体外受精、顕微授精などの高度な医療であっても、卵と精子が出会い受精→着床という過程をたどっていきます。
その過程が確実に行われるためには、健全な生理がある健康な身体であることが何よりも大切なのです。
つまり、漢方を用いた妊活健康法を行うことで身体の状態が良くなり、生理の状態も良くなるので妊娠の成功確率が上がるということです。
妊活のために身体を知る①生理について
10歳頃から始まり、50歳前後で閉経を迎える女性の身体は『生理とともに在る』といっても過言ではないほど、大きく関わる存在です。
通常、健康な良い生理とは「生理痛がない・生理前も生理期間中も不調にならない・経血に塊状のものがなく量は適量・周期が安定している」とされています。
確かに個人差はありますが、上記に該当しない場合は、身体のどこかにバランスを崩しているポイントがあるのです。
五葉館薬局の妊活相談では、不調の原因を漢方的な視点から探ります。
不調の理由は必ずあります。
そして、原因の一つひとつにアプローチをして、体質改善へとつなげます。
生理の更なる詳細は「女性の身体と生理の関係」をご覧ください。
妊活のために身体を知る②基礎体温について
基礎体温は、排卵があるかどうかなど生理の状態を知るために、自分で確認できる方法です。
経血があることが、必ずしも排卵があることには結びつかないので、基礎体温を測定して、低温期と高温期があることを確認します。
排卵があると低温期と高温期に分かれ、低温期と高温期の温度差は、0.3~0.5℃が望ましいとされています。
基礎体温を計測することで、あなたの身体が妊娠に適した状態かどうかが体温のグラフを見ることで推測できます。
そして、グラフの状態から、妊娠しづらいと推測される場合には五葉館薬局の漢方で、その原因である〔お血、血虚、腎虚〕の改善を促しましょう。
卵胞の成熟と子宮内膜の充実を中心に体質改善していき、改善されていくに従って、基礎体温のグラフも妊娠に適した状態に変化していきます。
基礎体温の詳細は「女性の身体と基礎体温の関係」をご覧ください。
漢方で考える不妊状態=妊活漢方で不妊体質を改善
漢方で考えるところの、妊娠しづらい状態になっている大きな3つの原因〔お血、血虚、腎虚〕を、五葉館の子宝漢方は改善します。
お血
お血とは、血液が流れにくい状態をいいます。
卵巣や子宮環境が整うための新鮮で栄養豊富な血液が骨盤内に流れてこない、という状態です。
子宝漢方と生活習慣の見直しで、流れにくい状態の血液を毎回の生理で解毒し、質の良い血液が骨盤内に満たされるように後押しし、卵胞の成熟と子宮環境の充実をはかります。
血虚
血虚とは、局所的な血液の質の低下や栄養不足をいいます。
お血がある時点で新鮮な血液が届かないので、局所的な栄養不足は始まっています。
漢方は、複数の生薬を調和させることで、生薬のメリットを活かす療法です。
骨盤内に栄養豊富で新鮮な血液が流れることで、機能不足になっていた臓器が本来の働きを取り戻していきます。
腎虚
腎虚とは、生命エネルギーの低下をいいますが、ここではその低下のために起こる妊娠力の低下をいいます。
腎にエネルギーが入ることで、腎の代謝が上がりホルモン分泌を調整する能力を高めていきます。
五葉館薬局の妊活相談は、漢方による体質改善、カウンセリングによるストレス対策と生活習慣の見直しなど、トータルでサポートします。
当店のフルサポート「体質改善生活習慣食生活の見直し」によって飛躍的に妊娠率が向上していきます。
成功確率の高い不妊治療:まとめ
ここまで不妊治療と漢方による体質改善のお話をさせていただきました。
不妊治療は、受精の大部分を担う高度医療ですが受精着床を行う「卵子・精子」は我々人間の身体が作り出す命の源なのです。
つまり「卵子・精子」を作り出す身体のコンディションを整えるとそれぞれの質も向上し、不妊治療による受精も円滑に進み「身体の状態が良い=子宮環境が良い」ので、子宮内で着床し、すくすくと育ってくれる確率も上がるという訳なのです。
不妊治療に苦しんでいる方は現代社会では非常に多いのですが妊活を成功させたいのなら、成功の可能性を積み上げて妊娠確立を上げるほかないのです。
妊娠の確率を上げる=不妊治療と体質改善の両立
当店では、不妊治療がなかなか成功しなくて、何とか妊活成功の確率を上げる方法はないかと自ら情報をさがし、少しでも確立を上げたいと、体質改善を希望されるお客様が来店されます。
この行動力には、私武田も感動を覚えます。
まだ見ぬ我が子に会いたい母親の本気の気持ちが、ひしひしと伝わってくるからです。
なので、私も全力で妊娠の成功確率を上げる為にお客様の現在までの経緯や生活習慣・現在の身体の状態をシビアにカウンセリングし改善に必要な処方を漢方でご提案させていただきます。
この不妊治療と、体質改善の両立によりすぐに結果が出る方もおられれば、体質の改善には時間を要するため、半年や1年かってか子供を授かる方もおられますが、良い結果を得られたお客様からは「もっと早くに体質に目を向ければ良かった・今までダメだった不妊治療が武田先生に出合い成功した・武田先生が支えてくれたから最後まで頑張れた」など嬉しいお声を頂いております。
今もし、不妊治療に苦しんでおられるのであれば今、あなたの妊活に必要なものは、自分の身体の状態を整え成功の確率を積み上げることなのかもしれません。
子宝相談のはこび
現在不妊で悩んでいる方や、赤ちゃんと出会いたい方は、福井県嶺南地方にある五葉館薬局を訪ねて下さい。
薬剤師の武田が不妊の原因の改善に全力を注ぎ、カウンセリングで内面の問題もケアし、夫婦の妊活が成功するようにお手伝いさせて頂きます。
初めて不妊のカウンセリングを受けられる方
初めてのご相談では、1時間ほどかけて詳しくご様子を伺います。
不妊の原因や心の悩みは、人それぞれ異なるため当店では一人ひとりのお話をじっくり聞き、治療方針を決めていますので完全予約制となっています。
予約に関してお電話またはW EBのお問い合わせからご予約ください。
子宝カウンセラーがお客様の状態をじっくりと伺います
現在の体調と、今までの経過「妊活の経過・不妊治療の内容・お悩みの内容」をお話しください。
そして、お持ちの方は基礎体温表をお見せくださるとよりスムーズ に不妊カウンセリングが進行します。
1ケ月毎にご来店又はお電話でカウンセリング
身体の状態改善は必ず訪れます。
毎月のチェックで変化を客観的に判断しアドバイスいたします。
もちろん、何か不安な事があったり、変化があった時はいつでもお電話してきてください。
不妊治療に関する疑問や不安を少しは解消できましたでしょうか?
一人で悩まずにできることから少しづつ解決して、未来で待つ我が子との出会いを実現しましょう。