肥満が肥満を呼ぶサイクル

太る原因の一つに「肥満が肥満を呼ぶ」という太る仕組みが存在します。これは、一度太ると「メンタル的な肥満の原因」と「肉体的な肥満の原因」が重なり合うことによって、より太りやすい環境と体質になってしまうからです。肥満のサイクルを断ち切るには、まずは精神面を立て直し、続いて行動面を立て直す必要があります。つまり、モチベーションを高めて減量を決行することで肥満の連鎖を断ち切るということです。

 

 

 

1.太るとさらに太る仕組み

 

『太る』とは代謝の低下や食事でのエネルギー過剰摂取により、エネルギーを使いきれなかった時に起こる身体の現象です。

そして、一度太ってしまうと体外的な要因と体内的な要因でさらに太ってしまうことがあります。

 

 

 

 

体外的な要因=メンタル

 

一度太ることでメンタル面に変化が現れます。

その変化には、良い変化と悪い変化の2つが存在します。

体外的というのは太った自分を見ることで、良い変化を与える心境と悪い変化を与える心境のふたつの感情が生まれます。

良い変化を与える心境とは「痩せるためのモチベーション」であり、希望を叶えるたための意欲の維持に貢献します。

悪い変化を与える心境とは「痩せる事自体を諦めてしまう」であり、すべての可能性を自ら閉ざしてしまうことになるのです。

 

 

肉体的な要因=体質

 

太る=脂肪細胞が膨張し大きくなるということです。

一度脂肪細胞を膨張させてしまうと「太りやすく痩せにくい」身体へと変化させてしまうのです。

体内的と記述しましたのは、文字通り、太ることでより太りやすく体内が変化してしまうからです。

 

 

 

2.メンタル的な肥満の原因

 

一度太ることでメンタルに悪い影響を与えるのが「現実逃避」という心境です。

この心境には「気にしない」「気にして傷つく」の2つが存在します。

 

 

メンタル面で注意が必要な人

 

体外的な影響で注意が必要なタイプは現実逃避型の人です。

このタイプの人たちは、太った自分を受け入れて、楽な気持でダイエットに向き合う姿勢が重要です。

ダイエットに対するモチベーションが上がれば痩せることは決して難しいことではありません。

 

 

現実逃避型肥満の種類

 

・気にしないタイプ

「太った自分を見ても、見ぬふりをすることで、太ることを良しとする」現実逃避がこのタイプです。

見て見ぬふりをしてしまうので、行動や食事内容は変わらず日に日に太っていってしまいます。

変わらない行動や食事内容に対して「今日は仕方がない、これでいい」と無意識のうちに正当化し続けてしまうクセがあります。

 

・傷つくタイプ

傷つくタイプは、傷ついているものの結局は「自分を見てショックを受けるだけだから」といって基本的に何もせずに過ごしてしまいます。

そして、あきらめ感は雪だるまのように大きく膨らんでゆき、そのストレスが日々の圧迫をつくります。

その圧迫感が引き金となって、何も変えることができないがんじがらめの状況となり、結果的にドカ食いが止められずどんどん太ってしまいます。

 

 

自己肯定感が高い人が痩せる

 

太った自分を見て『このままではダメだ』と太った自分を認め、行動を変えるタイプです。

自己肯定感のつよい人は「今の自分を認めて改善するために努力する人が多い」です。

『このままではダメだ』という気持ちをダイエットに対するモチベーションに転換させることがスムーズなため、比較的簡単にダイエットを成功させることができます。

 

 

 

3.太ることで起こる太りやすい体質

 

太ることで起こる身体の変化に「慢性炎症」と「サイトカインの分泌」があります。

どちらも痩せる上では障壁となるものなので痩せにくい身体になってしまうのです。

 

 

 

肥満と炎症の関係

 

太る過程で身体は常に糖を血管内に流しています。

すると「糖+血管内タンパク質+体温」で糖が薄く固まって(糖化反応)をおこしてしまいます。

この薄く固まった糖が身体を動かす事で割れてしまい、血管内を傷つけ、傷ついた血管を免疫機関が守ります。

この免疫による反応を炎症と言い、「炎症が起こっていると身体を守ろうとするので痩せ難く」なってしまいます。

 

 

サイトカインTNF-αと肥満の関係

 

太る過程において、脂肪は脂肪細胞に蓄えられて膨張していきます。

膨張した脂肪細胞からTNF‐α(サイトカイン)というアンチ減量ホルモンが分泌されてしまいます。

アンチ減量ホルモンは、痩せにくく太りやすい状況をつくります。

このTNF‐αが分泌されると、アディポネクチンなどの善玉痩せホルモンがどんどん減少し太りやすい体質に変わってしまうのです。

 

 

 

4.肥満の連鎖を断ち切る方法

 

一度太ると太りやすくなる肥満の連鎖は「メンタル面」と「体質の変化」によるものであると解説させていただきました。

このうち、体質は太ってしまうと変えられませんので突破口となってゆくのはメンタル面の改善です。

言い換えると、メンタル面を整え改善していくことは体質の改善にもつながる可能性がある、ということになります。

 

 

 

 

メンタルを立て直す=痩せるきっかけを掴む

 

メンタルを立て直したりモチベーションを上げる一番簡単な方法は「楽しい未来を想像する」「なりたい自分を想像する」などの希望が関与するビジョンを描く事です。

人は誰しも「楽しいこと・やりたいこと・好きなこと」は続けられるものです。

つまり、ダイエットをその対象とするためにモチベーションを上げる必要があるのです。

 

 

モチベーションが上がる=ダイエットを始める

 

モチベーションを上げて維持し続けることができたら、もう半分以上成功したようなものです。

あなたは太った自分を見つめ直して、今の自分を認めて変わるための行動を起こし続けるでしょう。

そして、健康的に痩せるためのダイエット方法を模索するはずです。

そうなれば、あなたは自分の強い気持ちと行動力できっと痩せる事ができ、太ることで起こってしまった「肥満の負の連鎖」を断ち切ることができるはずです。

 

 

 

 

 

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