代謝を促すホルモンの種類

私達の身体には基礎代謝に深く関わり、エネルギー消費を促す様々なホルモンが存在します。これらのホルモンはダイエットにおいて非常に有効な働きを行います。その働きは大きく2つに分かれます。1つが「燃焼を促す方向性」で2つめが「肥満を抑制する方向性」です。

脂肪の燃焼を促す働きと脂肪の蓄積を防ぐ働きを持つホルモンと上手に付き合うことがダイエットの成功に繋がります。

 

 

 

基礎代謝を大きく左右するホルモン

 

運動をしなくても生命を維持するために行われるエネルギー消費を基礎代謝と言います。

この代謝を促すホルモンとの付き合い方がダイエットにはとても重要です。

 

 

代謝を促すホルモンの種類

・成長ホルモン:子どもの成長を促す働きがありますが、成人の身体でも減量に重要な働きを持ちます。睡眠中のノンレム睡眠時に生産されるホルモンです。

・性ホルモン:雌雄を決定図けるために必要なホルモンです。ダイエットでは男性ホルモン「テストステロン」女性ホルモン「エストロゲン」が重要な働きを持ちます。

・アディポネクチン:東京大学の研究にて発見された善玉ホルモンです。運動と同等の脂肪燃焼作用を持ちます。

・レプチン:アディポネクチンと同じカテゴリーの善玉ホルモンです。肥満を抑制する働きがあり「抗肥満作用」があります。

 

代謝を促進するホルモンの働き

 

代謝を促進、つまり燃焼方向へ強い作用を示すホルモンのことです。

この代謝を促すホルモンの種類には雌雄の体形を生み出す「性ホルモン」と燃焼を促す「アディポネクチン」があります。

 

 

雌雄を司る「男性ホルモン/女性ホルモン」

エストロゲンやテストステロンには雌雄の特徴を表す作用があります。

それは雌雄の体型を作り維持する働きを持ち、男性には筋肉質の体形を、女性には優麗な曲線を描くために必要なホルモンです。

この特徴(体型)を作り出すために、局所的に脂肪細胞の大きさをコントロールする働きを行います。

 

 

運動と同等の脂肪燃焼効果を持つアディポネクチン

アディポネクチンは大阪大学の寿命に関する研究によって発見され、東京大学の糖尿病の研究によって効果を検証された善玉ホルモンです。

アディポネクチンには様々な健康効果があることから「長寿ホルモン」と呼ばれたり、脂肪や糖の燃焼を促す効果から「痩せホルモン」とも呼ばれています。

 

これらの「性ホルモン:エストロゲン/テストステロン」や「アディポネクチン」は

脂肪の燃焼=エネルギー消費を促す効果

を持っているので、脂肪を燃焼し減らす作業であるダイエットにおいてはとても重要なホルモンになります。

 

肥満抑制に働きかけるホルモン

 

ダイエットをサポートするホルモンは燃焼方向に作用する物だけではありません。

肥満を防ぐ=エネルギー吸収を抑制するホルモンも存在します。

 

 

 

大人の身体で肥満を防ぐ成長ホルモン

子どもの発育を促す成長ホルモンは、大人の身体でも成人の身体を維持する為にしっかりと働いています。

成人の身体での成長ホルモンの働きは「燃焼/肥満抑制」の2つです。

成人になると基礎代謝量が低下する理由は「身体の発育が止まる」からです。

つまり、今まで通りの食生活をスライドするとエネルギーを余らせやすくなってしまいます。

成長ホルモンは、使いきれずに余らせてしまったエネルギー源の燃焼を促進し、肥満を抑制する働きを持ちます。

 

 

脂肪の蓄積を抑制するレプチン

基礎代謝が低下した成人の身体で、食事を食べすぎるとエネルギー供給過多になり肥満を招きます。

このリスクを回避する働きを持つホルモンがレプチンです。

食べすぎによって余らせてしまったエネルギーは脂肪として貯蔵されます。

この脂肪が増えたというサインに対しレプチンは脂肪細胞から分泌されます。

分泌されたレプチンは脂肪の蓄積を抑制するために

「摂食抑制=エネルギー不供給」と「熱生産=エネルギー消費」を促します。

 

 

漢方の五葉館薬局では、これらの代謝に関わるホルモンバランスを整えることもダイエットの一環としてお手伝いさせて頂きます。

気になることがございましたら「お電話orライン」にてお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

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